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2話　邂逅 ページ3

酒呑童子視点

　…こんな重々しいことを考えごとなど、俺らしくもない。

ハルヤ「気分転換に夜の散歩でも行くか。」

　俺はドアに手をかけ、外へ一歩踏み出す。もう夏も終わりに差し掛かっているからか、暗くなる時間も随分と早くなったように感じる。





　……と、ここまでが数十分前の俺の話だ。そして俺は今、数十分前の俺を恨んでいる…なぜなら、俺が苦手とする鬼に、再び遭遇してしまったからだ……

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作者名：日向（ひゅうが） | 作成日時：2023年3月29日 8時

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