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10話 逢着 ページ11
トウマ目線
アキノリ「…〜それで、ジュニアがミッチーに“オマエ、子どもちがう!”って言ってて初めて気がついたんだよ!ミッチーって…いや、俺たちの周りにいる妖怪って一体何歳なんだ?って。」
ナツメ「私たちより遥かに年上なんだろうけど…人間の基準で成人しているかを判断しても良いのか疑問なところね。」
公園に集まってから30分が経過した。そろそろ出てきても良い頃だけど…
…そう思ったのもつかの間。草むらから微かに物音がした。
アキノリ「…〜あと朱雀が…」
「静かにっ!」
アキノリ•ナツメ「…!」
僕の一言を引き金に、この場の緊張感が高まった気がした。
もう一度状況を整理しよう…確か、女の人に声をかけられても返事をしたらいけないんだっけ。それと、魂を抜かれる前に一気に畳み掛ける。
よし、準備はできた…
ごくり…と唾を呑み込む。
そして、僕たちが目にしたのは…
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作者名:日向(ひゅうが) | 作成日時:2023年3月29日 8時