ワイテる方達との話 【短編集】

喧嘩組 ページ13

シャークんside

sh)「おじゃましまーす」

今日は従兄妹のAの家に来てる。
俺らは同い年で小さい頃から仲良し。
けれど学校は違うから会うことも無くて久しぶりに来てみたら思ったより何倍も可愛くなってて…
あ、俺はAのことが好きで、今日伝えようと思って来た。

sh)「で、今日きたn…ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ……タイミング…(ﾎﾞｿｯ)」

『ちょっと行ってくるね！』

na)「おじゃまします」

え？誰…

sh)「え、誰ですか？」

na)「Aの幼馴染ですけど。そっちこそ誰ですか？」

sh)「Aの従兄妹ですけど。」

na)「あぁ、そう、てか俺はAに用があるんだよね」

こいつまさか…っ！

『私？』

na)「Aのことが好きです。もし良ければt sh)「待てよ、俺もAが好きなんだけど」はぁ…」

『え？』

sh)「絶対俺の方がAのこと好きだから。幼馴染かなにか知らないけど、Aのこと知ってて言ってるの？俺の方が知ってること多いし、付き合い長いよ？」

na)「いつからの幼馴染だと思ってんの？！付き合いはそっちの方が長いかもしれないけど、学校に居る時のA知らないだろ！」

決まんねえな…
てか、顔真っ赤になってるA可愛すぎだろ…

na)「で、もう1回言うけどAの彼氏に相応しいのは俺だから」

sh)「は？俺はお前が来る前に告白しようとしてたんだよ！なのにお前が来るから途中で終わっちゃったじゃねえか…絶対Aの隣は俺だからね？」

na)「いや、そんなの知らないしw結局告白したもん勝ち。俺の方が早かったんだよ？」

sh)「…はぁ、決まらないしAに決めてもらわね？」

na)「確かに。A決めてよ」

『え、私！？えぇ…どっちもは…ダメ？』

喧嘩組「ダメ！」

『えぇ…どっちも好きだし…』

sh)「焦らさないで早く言ってよ」

na)「そうだよ！どっちもは絶対ダメだから！」

『…え、うーん、………』

喧嘩組「ねぇ、早く決めてくれない？/くんね？」

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