【ワールドトリガー】『戦力外と言われましても。』 (ページ26)

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■"EP.24 ページ26

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けど誰も無償でやるなんて言ってない。

解決する代わりに、こっちだって何か言っていいはずだ。

『その代わりっちゃなんですけど、三雲くんの件
不問にしてくれませんか？』

「……」

『彼はまだここで辞めるべき人材じゃない』

「ほう…」

『と、迅くんが言っております』

「え、俺！？」

急に話を振られたことにびっくりしたのか。

え？え？とか言って、私のことを見ている迅くん

それに呆れながら、どうせ見えてるんでしょ…とコソコソと言えば、まぁ…と頭を搔く迅くん

やっぱり見えてんのか。

どうでしょうか。なんて言えば、城戸司令は三雲くんの方を見て口を開いた

「…いいだろう
好きにやるといい」

『…感謝致します』

よっしゃあ！

これで真面目くんの処罰はない

イレギュラー門の事は、一先ず解決できるとして今回の会議は終わりを迎えた

『迅くん、何か見つけてるんでしょ』

「バレた？」

『顔にそう書いてる』

私がそう言えば、ゾロゾロと帰っていくメンツに声をかけ始める迅くん

ほれみろ

あの人の事だ

きっと、真面目くんがこんな活躍してましたよー！とかこれ使って何か行いましょー！とかに決まってる

あれ？

ってことは、もしかして私がとりあわなくても真面目くんは処罰されなかった説あるかな？

うむ。

やっぱり迅くんのサイドエフェクトが羨ましい。

私も未来が視える(･･････)サイドエフェクトだったら良かったのに。

そう思った時、ふと後ろで三雲くんと秀次が話しているのが見えた。

『……』

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