コイントス 黄 ページ48
kr side
肌寒い、冬の終わりかけ。腕を擦って凍った足を動かす。マフラーとの隙間からでた白い息が目の前を通って宙へ溶けていった。
「はい。」
『ありがとう。』
ガタガタと音を鳴らして出てきたいちごオレを手渡す。何年も一緒にいるもんだから、嫌でもお互いの趣旨趣向が分かってくる。
よくそんなに甘ったるいものを飲めるものだと、自分はコーヒを流し込む。
別に、相手のことを知れるのは、こちらとしては嬉しいのだけれど。勿論、A限定で。
ねえ、A。君はどう思ってる？
いちごオレみたいに甘い思いかな。それとも、コーヒーみたいに、苦い苦い思いかな。
お財布から小銭をとりだして、コイントスをした。宙高くに舞い上がって、キラリと光が反射する。
沢山沢山、知りたいんだよ、君のこと。
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ミルク - 鱈。さん» さっそくコメントまじてすか！？めちゃめちゃ嬉しいです！初コメありがとうございます。鱈。様からの声援心に来ました…では、更新速度は落ちますが期待に添えるよう、続編頑張りたいと思います！ (5月19日 21時) (
レス) id: 37aac10f0c (このIDを非表示/違反報告)
鱈。(プロフ) - 無理をして続けて頂くのは違うかな、と思っているので余裕があれば続けて頂ければ嬉しいな！と思います！！これからも応援してます！！連投失礼しました〜 (5月19日 20時) (レス) id: 31ac142951 (このIDを非表示/違反報告)
鱈。(プロフ) - 初コメ失礼します！ミルクさんの表現やストーリーなどが大好きでいつも楽しんで読ませて頂いてます！私個人の意見ですが、続編欲しいな〜！って思います！！ (5月19日 20時) (レス) @page46 id: 31ac142951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルク | 作成日時：2023年2月24日 17時
