【ワiーiルiドiトiリiガiー】普通のボーダー隊員 (ページ4)

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『いや誘ってくれるやつはいるんだよ、
でも既に出来上がってるグループに入っていく勇気は俺にはない。
王子隊は顔が良すぎる、行けるわけねーだろ。』

あまりにも悲しいものを見るような目で見てくるからちゃんと誘われてることは伝えたよ、
やめてくれよその可哀想なものを見るような目を。

米屋「別に案外入ってみりゃ上手くいくかもしんねーじゃん？
それにお前、足だけははえーんだから機動力が要の王子隊とは合うんじゃねーの？」

『やめろよその足だけはって言い方、俺はそんな軽く入っていけねーんだっつーの。
それに俺の実力はB級中位辺りなんだから、入るならそこについていける程度にはなっとかないと失礼だろ？』

まあ今の技術量じゃまだまだ先なんだけどもな。
そもそも上位がバケモンすぎんだよ、犬飼もあんなヘラヘラしてながらB級1位だしな。

次会ったら素直に褒めよ。
荒船と犬飼は進学校だから学校が別なんだよなぁ、王子とは同じクラスだから割と喋る機会は多いけど。

緑川「へー、そういうのはちゃんと考えてるんだ。
なんかちょっと意外かも。」

『失礼だな緑川、確かに戦闘中はもう何も考えずにバーってやってるけど。』

米屋「A先輩の弱点ってそれだよな、
その何も考えずに突っ走るところ。」

『できるだけ頭使いたくない人間なんだよ俺は。』

出水「そのせいでいっつも不意打ちにやられてるけどな。」

揃いも揃って俺をいじめる。ぴえん。