【ワiーiルiドiトiリiガiー】普通のボーダー隊員 (ページ2)

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『出水聞いて、俺やばいことに気付いたかもかもしれない。』

出水「なんすか先輩、しょうもないことだったらアステロイドかましますよ。」

『後輩が辛辣。
いや、今日は鏡を見てて思ったんだけどさ、俺って超顔良くね？』

出水「アステロイド。」

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『あんなに容赦なく蜂の巣にされると思わなかった。』

出水「いや、普通に考えて何訓練中にふざけたこと抜かしてんすか。」

確かに訓練中に言うことではなかったかもしれないけれど。
だって今日朝鏡見るじゃん？
俺、めっちゃ顔良いじゃんってなったんだもん。

『ただ周りの顔が良すぎるから俺の顔が廃って見えるだけなんだってば。
ほら王子とか見ろよ、完全に王子じゃん。
あんなん男でも惚れるわ、ｷｬｯ､抱いて…！ってなるわ。』

出水「先輩どこか頭打ったんすか。」

ねえ後輩が辛辣で泣きそう。
ただでさえ実力差しかねぇのに。

どーしてもバトりたーい！っていう出水くんに対してとても心の広いAさんが名乗り挙げたのに。

『折角バトった後心のひろーいAさんが焼肉でも奢ってやろうと思ってたのに。』

出水「先輩超カッケーっす！！」

『随分と潔い手のひら返しだな。』

しゃーない、心優しいAさんが米屋と緑川も誘ってやろう。
あいつらなら誘ったら来るだろ。