チア男子!!3【徳川翔】

第61話 ページ9

貴方side

貴「明日から難易度の高い技の練習だね…」
翔「頑張らないとな」


翔のバイト時間が終わり、今は一緒に帰っていた
…手を繋ぎながら



翔「それと、あの2人を何とかしないとな…」
貴「…尚史とタケルかぁ」

2人の仲は良くなる所か悪くなる一方

その為、部の雰囲気も不穏な感じだった


…何も起こらないと良いけど…









――


貴「ありがとね、送ってくれて」


家まで送ってくれた翔に礼を言う


翔「明日も同じ時間に来るから」
貴「…別に1人でも大丈夫だよ？翔ん家から私ん家まで来るの大変じゃ…」
翔「たった20分位問題ないよ」

…20分でも結構遠くない？



翔「…それに、俺は少しでも(人1)と一緒に居たいんだ//」
貴「…そっか//」

…翔って、たまにストレートな事言うよね//


貴「…じゃあ、また明日ね」
翔「あぁ………(人1)」
貴「何？」

名前を呼ばれたので見上げると、私に顔を近づける翔の姿が


ﾁｭｯ


気付いたら、唇にキスをされていた


翔「…おやすみ」

そう一言良いながら自分の家に歩いてく翔




貴「〜っ//」

私は顔を赤くしながら、その場にしゃがみこむ




…ズルいよっ…不意討ちはっ…//



しばらくの間、その場にしゃがみ込んでいた…

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