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次の日も麦わら帽子を身に付け、向日葵畑に向かう。
「……ねぇ、」
花道に静かに立ってる昨日の人を呼び止める。
男の人はあっ、と笑顔になりこちらへ向かって来る。
「おいで、」
柔らかく腕を掴まれ引っ張られる。
彼は、ここが一番、綺麗に見えんねんと向こうを指さす。
「やろ？」
顔を覗きこんでくるから、たまらず顔を赤くしてそっぽを向く。
「名前は？俺、中間淳太」
「華宮、A」
ええ名前やね、と褒めてくれる彼に自然に、頬が緩んだ。
「いっつもここにおるから、暇やったらおいで？」
分かった、と言うこともなく、
静かに頷いてその場を去った。
これが、初恋。
続く
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萌衣#淳毅 - 続き楽しみです！！更新頑張って下さい！！ (2018年8月17日 10時) (
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作者名：たゅか | 作成日時：2018年8月16日 11時
