新しい恋始めませんか……(橙) (ページ14)

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「Aちゃんて何歳やっけ？」

『２６です』

「えぇ、若っー！俺より下か思ったわ。俺２４っ」

「小瀧くんは年齢より上に見えるんですね」

望のコミュ力が如何なく発揮されとる。なんなら俺を置いてけぼりにして。

オモロないやん

「やっぱ保育士さんて若く見えるんやね」

『あ、それ先生あるあるかもです！保育園で先輩たち見てても、違う職種の同世代のかたよりも若く見えるんです』

俺も話に入ると、嬉しそうに答えてくれた

「そや、番組見てくれてありがとう」

『いえ、すごくおもしろかったです！みなさん子どもへの接し方やアプローチの仕方がほんと個性バラバラで、そんな切り口もあるんだって、勉強になるくらいです！』

「ハハっ、自分めっちゃ語るやん笑」

「照史嬉しそうやな〜。でもガチの先生に言われるってほんま嬉しいなぁ」

真面目なええコやなって、ほんま単純にそう思ったんよ

　

それから２時間くらい呑んで、全員明日も仕事ということで早めのお開きとなった

　

『今日はありがとうございました』

「こちらこそ、楽しかったわー！」

「Aちゃんまたね〜」

ペコリとお辞儀をして、タクシーを降りるAちゃん

なんや、あっという間の時間やったな