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デートの土曜日は見事な快晴となった
「晴れて良かったなぁ!」
『ほんとだねっ。』
運転してくれる照史の横、助手席に座るのは実はこれが初めて
運転に集中する横顔がたまらなくかっこいい
また「見んなや」って言われかねないから、こっそりと盗み見してみる
『今日は楽しみだねっ』
「なっ!淳太くんも出発しとるはずやで〜」
そうなのだ
なんと今日のデートはふたりきりじゃないんだって
お世話になってる上司には直接報告せなあかんやろ〜ってことで、中間さんと一緒にランチに行くことになった
照史らしいと言えば照史らしいよね
だれにでも社交的な彼だから、こういうことはこの先も多々あるのかもしれないなぁ
そんなことを考えていたら
『…………!』
照史の左手が、膝の上にあった私の右手をぎゅっとつかむ
「なんか考え込んどる?」
『え、いや、そんなことないよ』
「安心せえ。夜はふたりきりやから」
『な………///』
悪い顔してるわーーー
なんで照史にも私の考えてることわかるんだろう!!!
「ひゃっひゃっひゃっ、楽しいなぁ」
うん。私も楽しい。
おかげで顔は真っ赤だけどね。
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そら(プロフ) - ゆうみさん» 嬉しいコメントありがとうございます!!またそんな風に思っていただける様にがんばります(*^^*) (2020年10月27日 19時) (レス) id: 074fc23e15 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ - 親方さんの作品初めて読みましたっ!ちょ〜よかったです!!! (2020年10月17日 23時) (レス) id: 1767363814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そら | 作成日時:2020年3月12日 23時