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『……………おはよ』
私はいままでに感じたことのない幸福感に満たされた朝を迎えていた
目を開けるとすぐ横に照史が、片肘をついた格好で私を眺めていた
何も身に纏っていない上半身は、色黒で逞しくてセクシーで、朝から非常に刺激が強い
「おはよう。よう寝とったなぁ」
『い、いつから起きてたの?』
「んー?結構前からやなー。寝顔かわいかったで」
『はず………』
照史はあの後うちまで送ってくれて、そのまま一緒に朝を迎えた
初めて、同じベッドで。
「てかまだもう少し寝れるで?
俺着替えに一旦家戻るわー。」
時計を見るとまだ6時前………
そっか。今日はまだ木曜日。
昨夜は何も準備していないのに泊まってくれたから、さすがに着替えないと、、だね
「改めてやけど、これからもよろしくな」
照史が私の頭を、まるで子どもにするかの様にポンポンとやさしく愛でる
『私こそ、よろしくお願いします』
「会社行くんが楽しみやな」
『そう、だね///』
「ほな、後でな」
チュッと私の唇に軽いリップ音を立てて、軽快に玄関を出て行ってしまった
突然にひとり、照史と通じ合えた事実が信じられないという気持ちと、
嘘じゃないと思わせてくれるからだに残った感触が
私の胸をいつまでも高鳴らせていた
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そら(プロフ) - ゆうみさん» 嬉しいコメントありがとうございます!!またそんな風に思っていただける様にがんばります(*^^*) (2020年10月27日 19時) (レス) id: 074fc23e15 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ - 親方さんの作品初めて読みましたっ!ちょ〜よかったです!!! (2020年10月17日 23時) (レス) id: 1767363814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そら | 作成日時:2020年3月12日 23時