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「定時に上がれて良かったよな」
照史と肩を並べる帰り道
数日ぶりなのにすごく久しぶりな気がして、胸の辺りがくすぐったい
『うん!今日は何作ってくれるのー?』
「なにがええー?」
『んー……照史の唐揚げ食べたい』
「えーよ!ほんならパッと買い出し行こか!」
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ごはん、サラダは私が用意して、照史が唐揚げとお味噌汁を作ってくれた
揚げ物が少し苦手な私には照史の唐揚げが格別に美味しかった
『ありがとうね。すっごく美味しかった!!』
「こんなんで良ければいつでも言ってな〜」
『ふふ。うれしい。』
「…………………」
照史…………?
食べ終わるなりうつむいて静かになってしまった
『照史?どうかした?』
「あんな、
俺この5日間楽しかったわ。ほんまありがとうな」
『そんな、私こそ楽しかったよ!たった5日間だけど、なんか濃い毎日だった』
「ほんまやな」
ニカッと笑う照史
「ほんでな、」
嫌だ。
続く言葉を聞きたくないと本能が言う。
「俺………」
嫌だ
「今夜から自分の家戻らなあかんねん」
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そら(プロフ) - ゆうみさん» 嬉しいコメントありがとうございます!!またそんな風に思っていただける様にがんばります(*^^*) (2020年10月27日 19時) (レス) id: 074fc23e15 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ - 親方さんの作品初めて読みましたっ!ちょ〜よかったです!!! (2020年10月17日 23時) (レス) id: 1767363814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そら | 作成日時:2020年3月12日 23時