笑顔が眩しいあいつは同期……(橙)

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翌日


一緒に行くだの、別々にしようだの、ひと悶着あってからの




結局今朝もふたりで通勤することに





なんだかんだやっぱり居心地が良いのかもしれない






それに今日は照史がごはんに連れてってくれるから、どこに行くのか楽しみでもある






持つべき者は食通の同期だね！







「ん？なんか言うたか？」




電車で隣に揺られる照史が、クリクリの目で私を見てくる



ちょっと心臓がうるさいような気がしてきた




なんでかな？






『なんでもない。夜楽しみにしてるね』



「おぉ、任せろ！今日は絶対定時に上がりてー！」





朝からほんと元気だし爽やかなんだよなぁ









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『ごめんね、今日は私が待たせちゃった』


「ええよええよ！昨日の俺に比べたら全然待った内に入らんし」






照史が選んだお店は沖縄料理屋さんだった



今日は私が15分の遅刻




「『かんぱーーーい』」






ジョッキで乾杯。

海ぶどうにラフテー、ゴーヤチャンプル……




まだ水曜日なのに最高すぎる。






『あー沖縄行きたいわー』





照史って沖縄好きなんだ



私のなかの照史メモが日に日に増えていく

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