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「てか桐山せんせ久しぶりっす」
「久しぶりっす、やないねん。もう俺のこと忘れたんかと思ったわ」
「照史〜〜！久しぶりやな〜！」
ずいぶんと砕けた口調なんはのんちゃん
「おん。先生な？
卒業したかてちゃんと言うてくれよ〜！」
「やー、なんかもうええやん」
「なんでやねん！！！」
なんやかんや言うても自分の教え子に会えたんが嬉しそうな照史や
のんちゃんたちも口ではあんなこと言っているが、そこに親しみを込められとるのがよおわかる
それから俺たちはひとしきり構内を探索し、そろそろ帰ろうかと大学を後にしようとしたところ
幻とも似つかぬ光景が目の前に広がっていた
『うそやろ………』
門の入口の前でチラシのような紙きれを配っとるAがおった
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作者名：そら | 作成日時：2020年2月10日 15時
