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８……side赤 ページ8
小「お、俺、早く一人前になりたいんすよぉぉ！！
しげさんならわかってくれますよね！？」
『お、おぅ。わかるで？
おまえもようがんばっとるわ』
小「しげさんっ……！！」
どういう状況かと言うと、酔った小瀧が俺に絡んできよった。
"しげさん"てなんやねん
呼ばれたことないわ
Aのことで威嚇しよう思ってんけど失敗してもうた
こいつなんか残念なイケメンやねん
なんやこの容姿やから、若いころから女のコがよぉ集まってくるらしいねんけど
"思ってたんと違う"
"こんなおしゃべりだとは思わなかった"
"甘えられるより甘えたい"
最後のはよおわからんけど、そんなん言われて振られた恋が多々あるらしい
やからホンマもんのオトコになるために、うちの会社に入ってバリバリ働きたいらしい
まぁ、わからんでもないわ
小「俺しげさんのことほんま誤解してたッス。
今日で好きになりました！」
『なんやねん。俺に告んなや』
ちょっとコイツ嫌いやないかも
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作者名：そら | 作成日時：2019年11月7日 22時
