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１７……side桃 ページ17
俺が営業３課に配属されてから半年が経った
いまでは外周りもひとりで動ける様になり、充実した日々を送っている
意中のAさんとは最初こそ距離があったものの、いまではすっかり親しい先輩後輩の関係が板に付いてきた。と、思う。
『今日は�陲舛磴鵑箸街圓�ないんすか？』
最後の資料整理を片付けながら隣のAさんに問う
「うん。取引先との飲み会なんだって」
『え、先週もそう言うてませんでした？』
「…………」
今日は金曜日。所謂花金。
どうやらAさんは先週に続き、今日もひとりの週末を過ごすようだ
ここで俺が押したらポイント稼げるやろうか？
『俺焼き肉食べたい気分なんスけど、Aさん付き合ってくれませんか？』
「………焼き肉たべたい」
っっしゃ。
今日もひとりで過ごすんはさすがに寂しいんかな。
なんか少しだけ弱々しく見えるその姿が、どうしようもなく可愛く見えてたまらんのやけど。
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作者名：そら | 作成日時：2019年11月7日 22時
