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行きついたお店は喫茶・英国館
高校のすぐ近くにあるから生徒の溜まり場かと思いきや、なかなかの趣きのある、
要は古めかしい建物で、メニューはドリンクとパフェとエビピラフぐらい
一階がカウンターのみで、二階がテーブル席ふたつといったこじんまりしていることもあり、ほとんど爺さん婆さんしか見たことがないんやけど
ここのマスターが俺の小さい頃からよう遊んでくれた兄ちゃんで、俺のお気に入りの店でもあんねんけど
それをひと通りAちゃんに説明してから二階席のいまに至る
「このパフェおいしい!」
『せやろ?俺は昔からこれが好きなんよな〜』
「こんな素敵なお店知らなかった。連れて来てくれてありがとう!」
きみは満面の笑みで感謝を伝えるから、俺の鼓動がうるさくなってしまう
『でも……授業サボらせてもうて、ごめんやで』
「全然大丈夫。
私あまり仲良いコがいないから、一度こんな青春っぽいことしてみたかったの」
そうなんや、、全然知らんかった
そういえば、思い返すといつも横におるのは流星ばっかかもしれん
『俺が青春したるよ』
「え?」
『Aちゃんの青春、俺が作ったる』
少しは俺に頼ってや?
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そら(プロフ) - 24魂さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!完結間近なので、あと少しがんばります(^o^) (2019年10月17日 0時) (レス) id: 074fc23e15 (このIDを非表示/違反報告)
24魂 - やばい!この話おもしろすぎ!更新頑張ってください! (2019年10月13日 19時) (レス) id: b91b2e448a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そら | 作成日時:2019年7月10日 23時