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少しでも朝寝てられんのはやっぱええな、とか
そんな酷い捻挫じゃなくてよかったな、とか
思うことは幾つか浮かぶ朝
重い足取りで教室へ向かえば、俺を見つけて真っ先に声を掛けにきてくれたひとがいた
「小瀧くん。足大丈夫？」
『ゆっくりなら歩けるから、なんとか大丈夫やで』
「よかった……」
心配させてもうたんかな
こんな俺にもAちゃんはやさしいな
「今日、朝来なかったんだね」
『あー、やっぱな、、この足じゃ気まずいし』
俺が朝練行かなかったことが、そんなにかなしいことなんやろうか
俯いて俺の足元をジッと見つめて、何か考え込んでる様子やった
昨日の今日で行けるわけないやん。察してくれよって思ってしまった
なんか俺、このままやったらイライラしてまうかも……だいすきなAちゃんやのに……
『なぁ、いまからサボらへん？』
「え？いまから？」
突拍子もない俺の提案に、当然のように驚いているきみ
『Aちゃんとパフェ食べたいなって思ってんけど』
「…………行く」
唐突な提案に乗ってくれたAちゃんの手を引いて、登校してくる生徒たちと反対の流れに進む
あまり速くは進めへんけど、一刻も早くにAちゃんとこの学校を抜け出したかった
繋いだ手からは温かい温度が伝わってきて、それが尚更俺の足を速めていた
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そら(プロフ) - 24魂さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！完結間近なので、あと少しがんばります(^o^) (2019年10月17日 0時) (
レス) id: 074fc23e15 (このIDを非表示/違反報告)
24魂 - やばい！この話おもしろすぎ！更新頑張ってください! (2019年10月13日 19時) (レス) id: b91b2e448a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら | 作成日時：2019年7月10日 23時
