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「エビピラフ、おいしい!」

『せやろ?

淳太、料理と言えばこれしか作れへんねん』

「ふふ。エビピラフのプロなんだね」




ふたりで熱々のエビピラフを頬張る。




Aちゃんとの会話はいつも柔らかくってあったかくなんねんな。



なんかいまの俺しあわせや。







「小瀧くん、早速実践してくれてありがとうね」

『実践?』


なんのことやろ?





「………私と、青春してくれるって言ったしょ?

私のこと気に掛けてくれてほんと嬉しい……」





そんなん、当たり前やろ




Aちゃんのことが好きなんやもん






もう伝えてしまおうか。





まだ早い?








何て言葉を返そうか考えとって、ふとAちゃんの顔を見たら、目には薄っすらと涙を浮かべて潤ませとった





『え、わ、Aちゃん!どうしたん!?』

「ごめんね……

本当に、嬉しくて……」






そんなきみがたまらなく愛しくて



俺は気が付いたらAちゃんの横に移動して抱きしめていた





「こ、小瀧くん……?」






『俺は離れへんから。


Aちゃんのそばから、離れへんよ』





そう言って抱きしめる腕を強めるとより一層涙を流して



「ありがとう」と、か細い声がいつもより近く俺の耳に届いてきた。

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そら(プロフ) - 24魂さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!完結間近なので、あと少しがんばります(^o^) (2019年10月17日 0時) (レス) id: 074fc23e15 (このIDを非表示/違反報告)
24魂 - やばい!この話おもしろすぎ!更新頑張ってください! (2019年10月13日 19時) (レス) id: b91b2e448a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そら | 作成日時:2019年7月10日 23時

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