Judge myself２……(赤) (ページ10)

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生活安全課.１０...side you ページ10

「いらっしゃいませ。２名様ですか」

「２名。禁煙席で」

相手の顔も見ずに答え、店内を見回す

その横顔が相変わらず綺麗で、クールで恰好良い

あれから指折り毎日数えて、両手を折り返そうとした辺りで念願の連絡がとれた。

ようやく重岡さんと会えたのは、どこにでもあるファミレスでの待ち合わせ。場所なんてどこでもいい。元気な姿が見れただけで、こんなにも安心できるのだから。

ふたりとも同じ日替りランチを注文する。

「俺はライス、食後にホットで」

『私もライス。温かいミルクティーを食後に持ってきてください』

向かい合わせで、同じ物を食べるというのはなかなかに嬉しい

『さて、重岡さん。この二週間ほど連絡が一切なかったけど、どこでどうしてたんですか』

「おまっ、さっそく尋問するのやめろや」

『だって！私がどれほど心配したのか、重岡さん絶対わかってないでしょ！？』

やれやれとでも言いたげに頬杖をついて、こちらを見ている彼。そんな顔ですら愛しく感じてしまう私は、惚れた弱みってやつなのかもしれない。