【短編集】WEST．くすぐり小説 (ページ2)

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『かみちゃーかみちゃー』

神山「なんやねん、それ笑」

今私は彼氏の神山智洋の家にお邪魔中。

大丈夫です、ワインはこぼしません。((

『なんか神ちゃんって可愛いなぁって思って！』

神山「んーでも俺はいつものともくん呼びが1番ええなぁ」

『えぇーしょうがないなぁ〜可愛い！もう！』

神山「Aも可愛いで？」

『も！ってなんやぁ！も！って！』

神山「ごめんて笑、でも事実やろ？？」

ずるい。そうやって上目遣いで。

珍しいじゃん。そういうのよくない。

自分が可愛いだなんていつも言わないくせに。

「かっこいいがいい！」って言ってるのに。

ほんと好き。

『もうー！大好き！笑』

神山「ありがと笑」

『でも許してはないで？』

神山「、、!?ちょ、なにすんねん!!笑笑やめてぇやぁ!!」

ともくんはくすぐりに超絶弱い。

そんなともくんが可愛くてたまらない。

そして、力が強いから一瞬しかできない。

それが、辛いとこ。

今度は誰かに羽交締めにしてもらおうかな。

『ちょっとくすぐっただけじゃん😔』

神山「ん、今なんて」

『ちょっとくすぐっただけ、、ってちょ、ともくん!?』

ともくんは急に私にバックハグ。

神山「大丈夫〜“ちょっと”くすぐるだけやから」