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…そんなの簡単だよ。
誰だって人の恋愛話など聞きたくないに決まってる。
誰にでも愛想のいい彼がこんなにも態度に出る。
それぐらいつまらないのだろう。自分でも話してて何になる？って思う。
それでも彼にこんな話をし続けるのは彼にちょっとでも構って欲しいという私の欲望。
正直翔太くんを忘れるための“彼氏”だから本気で好きになったことなんてない。
そんな私の話によっぽど嫌気がさしたのだろう、少し冷めた声で
「ねえ、この話もうやめない？」と言われ 『あ、うん。ごめん。つまらないよね。誰が私の恋愛事情聞きたいんだっての わら』としか返せなかった。
「いや、そうじゃなくて…」『ん？』
「そうじゃなくて、いっつも思うんだよな、お前が別れたって報告してくるたびに。
俺だったら雪にこんな思いさせないのにな。って。
なんでお前はそんな男の所にしか行かないんだろうってね、
うーんこの際言っちゃうわ。お前が好き。うん、ずっと昔から出会った時から。
他の誰でもないお前が好き。』
私の脳内では嬉しさと信じられない気持ちでいた、やっと整理出来たころには頬をつたうたくさんの涙。
『ねえ、それホント？』「嘘なわけないじゃん。」
『私もっ、ずっとずっと好きだった、片思いって思ってた、』「俺らずっと両想いだったんだな。(笑)」
『そうだねもっと早くお互いの気持ちにきずいてたらこんな苦しい思いしなくて済んだのかもね…好きって言ってくれてありがとう、大好きだよ、これまでもこれからも。』
なんて言ってみるとうつむいて顔を赤くしている翔太くん。
「俺も大好き、これから幸せにするから付き合ってください。」
こんな大事なこと言う時も俯いてさ、翔太くんらしいよ。
私は気づかれないように彼の背後に回ってぎゅって抱き着いて、
『もちろん。幸せになろうね。』っていうとあら立場逆転。
くるっと翔太くんがこっちを向いて、「お前可愛すぎ。」ってキスしてくれるんでしょ？
私は翔太くんの気持ちも知らず無駄な事をし続けた。
好きでもない人と付き合ったりね。なんでこんなことしたの？昔の自分に聞きたい。
でも昔の自分は変わらず変わらずこう言い続けると思うな。
翔太くんを忘れるため。
って昔の自分に教えてあげたい、無駄だよ。ってありがとうも言いたい。
付き合ったおかげで多少家事だってできるようになったもん。
翔太くん。これからはお互い素直に楽しく過ごそうね。
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青紫(プロフ) - 雪の王子様さん» え、何かめちゃめちゃ迷走してるんですけど、ここどこ？？笑笑ありがとね！！ (2020年10月22日 20時) (
レス) id: e55c9d9900 (このIDを非表示/違反報告)
雪の王子様 - 赤ちゃん見た時のやつやばいほどにやけた(笑)個人的に康二のが可愛くて好き(笑)今日もお疲れ様です！ (2020年10月7日 22時) (レス) id: aef40a82b9 (このIDを非表示/違反報告)
青紫 - 雪の王子様さん» そんな、、雪の王子様ちゃんに褒められて光栄じゃぁ！！せっかくお気に入りと評価して下さってるから消したくないなぁとは思ってるけど…まぁ考えるわ！！ (2020年9月22日 10時) (レス) id: 2b33477f89 (このIDを非表示/違反報告)
雪の王子様 - あーちゃん充分文章力あるよ〜！安心しなされ！そしてこのお話面白いから消さんでほしいな…いじょーですﾊｰﾄ← (2020年9月21日 22時) (レス) id: a501c8742d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青紫 x他1人 | 作成日時：2020年9月20日 22時
