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PCを立ち上げて
午前中の処理を確認する。
メールが来てたから返信してると、デスクの隣に人の気配がある。
「ただいまっ」
「あっおかえりなさい。玉森さん」
空港に佐藤部長を迎えに行っていた玉森さんが帰ってきた。
玉「なんかさ今日に限って、空港から会社までの近道が工事してて間に合わなかったんだよ。
てか工事なんて聞いてないし、おこだよ。おこ。」
玉森さんは
あれが無ければいけたのに
とプンスカしてる。
まぁそれも私にとっては可愛いななんて思って見てる。
宮「おー!玉おかえりー!」
玉「おかえりじゃねぇし(笑)」
ホールから帰ってきた宮田さんの肩にパンチしてる。
"玉痛いってー!"
なんて言ってるけど、顔は喜んでない?(笑)
いっつもこうやっていちゃついてんだよね(笑)
カタカタカタカタ…
午前の処理も片付いて丁度お昼。
宮「Aちゃん先にお昼行っといで〜!俺もこれ済ませたら行くから気にしないで!」
前にチラッと視線をやると玉森さんはまだ何かやってるみたい。
玉「俺の事は気にしないで行ってきな?」
宮「玉もこう言ってるし!大丈夫だよ(^O^)」
ちょっと気が引けたけど食べてすぐ戻って来ればいっか!
「ではお言葉に甘えて先に行ってきますね」
お弁当を持って食堂へ行くことにした。
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作者名:しずか | 作成日時:2020年9月24日 14時