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30...★中間side ページ30

佐藤部長の代わって挨拶をした俺。


思いつきで話したけど、悪くは無かったやろ?


ホンマはちょっと緊張してたけど、普通に見えたかな。


てかあんなに綺麗な子に頼まれたら断れへんやろ。

そもそも、
俺らの部署の事やし最後までやり遂げんのが筋ってもんよな。


「中間課長!

先程はありがとうございました。」


さっきの子や。

「とんでもないですよ。
うちの部署の事なんで。


えっと…」


「すいません!名前まだ言ってなかったですよね?
本館にある総務人事部総務係のAAと申します。」


社員証見てたらバレた(笑)

それに丁寧に社員証を見せて自己紹介してくれたし。


「先程のブランドマーケティング部の話なんですけど、
勉強不足の私でも大変分かりやすくて聞きやすかったです!

関西支部で最年少で課長になられたのを実感しました。」



なんや、めっちゃ褒めてくれるやん。
朝からいい気分じゃないですか(*´-`)


しかもこんなおっさんの退屈な朝礼話なんて真剣に聞いてる人おらへんって思ってたけどおるもんやな(笑)

あいつらにもこの子の爪の垢を煎じて飲ませたいわ。



もしかして、これセクハラなる?www

流星とか聞いてる様で寝てるようで聞いてる感じやし。(笑)


「私もブランドマーケティング部についてもっと勉強したくなりました!」



こんな目輝かせて俺らの部署の勉強したいなんてええ子やん。

こうゆう仕事に一生懸命な女性って素敵よな。



あとこれ以上褒められたら…


完全に我慢してる鼻の下が伸びるわ。



「褒めてくれてありがとう。
Aさんみたいな一生懸命な女性ってええと思うよ。
そろそろ戻らんと行けないから、またね。」



Aさんにそう言って部署に戻る。





よし、最後までデキる男風やったろ?


ギリ顔面緩むの耐えたわ(笑)









にしてもAさんキレイな人やな〜。




気分もええし、いい仕事の始まりや(*´-`)

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作者名:しずか | 作成日時:2020年9月24日 14時

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