18 ページ18
後20分で全社朝礼が始まる。
年度始めは会社の方針を伝えたり、
新組織の発表だったりいつもより時間がかかる朝礼。
今回は社長の挨拶と方針発表に加え、
西館の本格稼働としてブランドマーケティング部の部長に挨拶をして貰う。
挨拶をして貰う方々が来てるかチェックする私。
宮「Aちゃーん!」
「どうしたんですか宮田さん?」
宮田さんが駆け寄ってきて小声で話してくる。
表情からはなんかあったのかなっては推測できた。
宮「さっきガヤさんから携帯に連絡あって
ブランドマーケティング部の挨拶する佐藤部長なんだけど、昨日関西支部で会議があって今日の朝に飛行機で東京入りなんだ。
でも到着時刻より遅れて空港について
これから電車乗って来るって最初言ってたんだけど、
それだと全然間に合わないかもって…。」
「えっー!?」
宮田さんは思いがけないハプニングに頭を抱えてる。
「実はさっき玉にお願いして空港まで車で迎えに行ってもらってて…
頑張るって言ってたけど
それでもギリ間に合うか間に合わないかの瀬戸際らしい。汗」
どうしよう…。
黙ってても始まらないよね。
「宮田さんちょっとここ任せても大丈夫ですか?
私ブランドマーケティング部に行って挨拶出来る方いないか探して来ますね!」
宮「Aちゃんごめん!
他の部長と段取り確認するからお願いするわ!汗」
26人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しずか | 作成日時:2020年9月24日 14時