360mの時間 (ページ6)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:7,180 hit

6 ページ6

昔の翔太今より髪が長くて

よく寝癖がついてたのを私がよく直してたっけな～。

朝は目が開いてないのに、周りの女子達は

｢翔太先輩今日もかっこいい～♡｣

｢私も翔太さんと一緒に登校した～い♡｣

｢隣の人歳は違うけど幼なじみらしいよ？見た目チャラいのに面倒見がいいのが沼よね♡｣

……面倒見がいいと言うか
私はいつも世話してる感じ？？(笑)

女の子に見られてるんだからもっと朝が早く起きてセットしたら、よりかっこよくなるのにな～なんて思ってた毎日。

目黒君帰って来ないな？

お会計してる目黒君の方見たら、今入ってきたばかりであろう若い女の子2人組に

女の子1｢えっ…嘘でしょ？目黒君ですか？///｣

目黒｢まぁ、そうです(笑)｣

女の子2｢やばいやばいやばい！！｣

女の子1｢もし良かったら握手してもらっていいですか？///｣

目黒｢俺で良ければ｣

目黒君流石だ…
入ってきてファンにすぐ気付かれてるなんて。

やっぱり高身長イケメンって凄いな。

でも目黒君が戻って来る前に早く行かないと！

『私行くね！…あと目黒君ファンにバレてるみたいだから2人も気をつけてね？(小声)』

にこっと微笑んで手を振る阿部ちゃんと

"はいよ"
って携帯をいじる反対の手で軽く返事をする翔太に挨拶をして私は席をたった。