【鬼滅の刃】こんにちは鳴柱です。３ (ページ42)

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１１８話ページ42

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突風と共に師範が飛んできた。
ほんとやめて！！

暴風のせいで私のお庭のお花が散ってしまう！！
そして私の目には砂がめっちゃ入って目も開けられない！！なんて日だ！！！！！

『師範ストップ！！私あなたのせいで目が！！目が！！目がァァァ！！！！』

それでも師範の攻撃は止まる事なく私はその攻撃を木刀で受け止めるしかできなかった。

不「オラオラどうしたァ？！受けてばっかいねえで反撃してこい！！」

すごく怖いこの人…人間的にどうなの…？

『目が開けられないって言ってるでしょう？！？うぜえ風の呼吸！！もうやだ！！』

目がゴロゴロして涙が止まらなかったがその涙のおかげで目が開けられるようになった。

ぼやける視界でチラッと庭を見ると案の定、私が毎日お世話を欠かさないお花達がボトボトと地面に落ちている。

『ちょっとおおおおおおお！！！！！！あれどうしてくれるんですか？！？！私が大事に育てたお花達！！！私の可愛い子供たち！！！！！返せよおおおおおお！！！！』

雷の呼吸壱の型霹靂一閃八連！！！

私はもう怒った。師範にボコボコにされるんじゃなくて私がボコボコにしてやる。

この血も涙も持ち合わせてない様な鬼め、
私が今ここで叩っ斬ってやろう！！
誰か日輪刀を寄越せ！！！こいつの頸を斬る！！！

不「ハッそんなもんかァ？！弱ェんだよ！！」

『何笑ってんだよ！！！黙れこのブタ男！！！！！一刻も早く私の邸から出てけ！！』

雷の呼吸弐ノ型稲魂

風の呼吸弐ノ型爪々科戸風

私たちが同時に呼吸を使い打ち合った瞬間、
お互いの木刀が折れた。

師範に昔稽古をつけてもらっていた時、木刀が折れたら休憩の合図だった。その感覚が残っていた師範の動きが止まった。

私はその一瞬の隙を見逃さなかったぞ…！！
師範の背後に回り込み、後頭部を掴む。

そう、私がいつもやられていたみたいに私は師範の顔面を地面に叩き込んだ。

えっ…！私の勝ち…？！
長年の戦いの末、漸く師範から一本取ることができたんじゃない…？！

皆の方を向き、笑顔で『やったよー！』と声をかけるが皆真っ青な顔をしている。

察したよ…

その瞬間私が振り上げていた手は、後ろから掴まれそのまま私も地面に叩きつけられた。

クソッまだ生きてやがったか師範…！！！！