【鬼滅の刃】こんにちは鳴柱です。３ (ページ5)

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９１話ページ5

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私が無一郎君と炭治郎君に文を出してから２日経ち、返事が来た。もちろん無一郎君からの返事はない。分かっていたけどな！

どうやらあと1週間程でこちらに帰ってくるらしい。
炭治郎君には無一郎君の事で大変お世話になったので、ご飯でも連れて行こうと決めた。

そして私は今日、お見合いの場所へ向かっていた。
急すぎじゃない？もっと早くに伝えて欲しかったよ。

宇「やはり俺の目に狂いはなかったな！！派手に決まってんぞ！見合いがうまくいかなかったら俺がもらってやるから安心しろ！」

胡「Aさんお綺麗ですよ。その着物もお似合いですね。」

『うへへありがとうございます』

胡「くれぐれもその笑い方はしないようにして下さいね。とっても気色が悪いです。」

どうやら宇髄さんとしのぶちゃんが同席してくれるらしい。なんとも心強い。

♢

『はじめまして。AAと申します。本日はよろしくお願い致します。』

「僕は山田太郎と申します。お忙しい中、お時間をいただいてしまい申し訳ないですが、あなたにお会いできてよかったです。なんと美しい方なんだ…！」

宇「ケッ！コイツの何を知ってんだクソガキ」

ちょ、宇髄さんやめてあんた正気じゃないよ

あちら側のお母様はもう宇髄さんにメロメロだ。
もう目がハートだもん。そうだよね顔はいいもんね宇髄さん。

♢

胡「お食事も済みましたし、お二人でお散歩でもしてきたらどうですか？」

宇「胡蝶お前正気か？コイツとAを2人きりにさせるのか？！俺は派手に反対する！！」

しのぶちゃんやめて？
宇髄さんずっと異常だと思っていたけど割とまともな事を言うな、見直したぞ。

胡「面白そうじゃないですか。フフフ」

楽しんでやがる…！！

山「Aさん、行きましょうか」

そう言って山田さんは私の手を取る。
鳥肌が凄いんだけど、多分いい人なんだろうけど私には合わないごめんなさい。今すぐ帰りたい！！！助けて！！

胡「ごゆっくり～」

♢

山「Aさん、その着物よくお似合いです。あなたにピッタリな可愛らしい桃色の花ですね。」

『ど、どうも…』

痒いなぁ！！！
なんかもう帰りたいが強くて会話も頭に入ってこない。

山田さんはさっきからずっと話しかけてくれるが内容なんて頭に入ってこないし、どうも居心地が悪い。