【鬼滅の刃】こんにちは鳴柱です。３ (ページ16)

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１０２話ページ16

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不「オイ…テメェらは一体何をしてるんだァ？あぁ？」

玄「あっ兄貴…」

『やべぇ見つかった…！』

不「俺に弟はいねぇ、そいつから手を離せA」

え、この兄弟って仲悪いの？！？
最悪じゃん私！！せっかく弟の前で兄貴面してる師範でも拝もうと思ってたのに…！しくじった！！！

『え、顔そっくりですよ？兄弟じゃないは嘘でしょ』

玄「そうだよ兄貴…俺は兄貴にずっと…」

玄弥君が話してる最中に師範はピースサインをしながらこちらに突っ込んできた？

え、ピース？あ、じゃあ私も…い、イェーイ…

『いでぇええええええ！！！なんで！？！何で！？』

玄弥君に向かって師範が突っ込んで来たので私が間に立つと私の鼻にその指が入った。

私ヒロインなんだよね…？
鼻の穴に指が突っ込まれるヒロインはもう終わりだよ。

てか全然ピースじゃねえよ目潰しだったよ！！！
玄弥君危うく盲目になるところだったよ！！

もう私の鼻からは血が止まらない鼻血がすごい、失血死するんじゃないかレベル

『師範…さすがにこれはどう責任とってくれるんですか！！！鼻が！酷いことに！！あれ、私の鼻あります？』

不「いいかァA、金輪際ソイツに関わるな。分かったなァ」

そういうと毎度お馴染みの鬼の顔で邸を出て行ってしまった。

玄「Aさん大丈夫ですか？俺のせいでこんな事に…」

『玄弥君、師範に何かしたの？あ、もしかして師範の大事にしていた大人な本とか盗んだとか？』

玄「誰がそんな事するかぁ！！！！！…あ、すいませんつい…」

『いいよいいよ全然気にしないで、とりあえず私の鼻は無事かな？とれてないよね？尋常じゃないほど血出てるけど』

♢

その後、悲鳴嶼さんにしっかりと処置してもらい無事鼻血は止まった。

悲鳴嶼さんは任務があるといい邸を出たが、私と玄弥君は縁側で少し話をする事にした。

玄「～～ということがあったんですよ。それで俺は兄貴に謝りたくて…でも絶対怒ってるんですよあの時の事…」

『そんな事があったんだね…』

なんでも鬼になった母が家族を殺し、その母親を師範が殺してしまったという。

その時、玄弥君は師範に人殺しと言ってしまったそう。

『玄弥君、きっと師範はその時の事怒ってないと思うよ。そんな人じゃないよ師範は。玄弥君が1番分かってるはず。』