【鬼滅の刃】こんにちは鳴柱です。３ (ページ1)

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８７話ページ1

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クソッ師範と宇髄さんのせいで全然寝れなかったじゃねえか！！！

許さん絶対許さん。餡蜜たらふく食わせなければ許さん。

そんな事はさて置き、

今日は任務なし、夜警のみ。
そして今日は蜜璃ちゃんが刀鍛冶の里から帰ってくる日なので、担当地区の引き渡しというか変わった事があったかなかったとかを伝えなければならない。

そんでもって私はまたあの鬼の出ない平和な地域の夜警をする。お館様早く担当地区変えてくださいな、柱の無駄遣いだと思う本当に。

なんなら無一郎君の担当地区を今、冨岡さんが担当してるみたいだから私が変わりますよ。よし、交渉しに行こう。

♢

ドンドン

『こんにちはー冨岡さんいらっしゃいますかー』

冨「何の用だ」

『あの、冨岡さん今無一郎君の担当地区も見てくれてるんですよね？私の担当地区ってあまり鬼が出ないんです、だから忙しそうな冨岡さんに代わって私が見ますよ』

冨「(！！！Aは俺に気を使ってくれているんだな…ありがたい。ここはお言葉に甘えて頼もう。俺は後輩に気を使わせてしまうなんて…)どうしようもないな」

『何がどうしようもないんだよ。失礼ですね本当にあなたって人は。』

冨「(俺は口下手だからな。すまないが時透の地区は任せる。ありがとう)ニヤッ」

『え、冨岡さんって笑うんだ…怖っ…じゃあもう用はないのでさようなら』

冨「待て。(くだらない物だがせめてもの礼にこれを受け取ってくれ。)」

『は？』

冨岡さんから渡されたのはでんでん太鼓だった。
意味深に冨岡さんはドヤ顔をしていて無性に腹が立ったのでその、でんでん太鼓を冨岡さんの顔に投げつけて私は邸を後にした。

冨「(心外！！！)」

♢

私は冨岡さんにバカにされ無性に腹が立ったので甘い物を食べに甘味処に行くと決めた。

あ、でも蜜璃ちゃんの邸に行く予定だしお菓子を買って蜜璃ちゃんと一緒に食べよう！

そういえばこの前美味しそうな桜餅が売っているお店を見つけたんだっけ！！

そんなルンルンな私が和菓子屋さんに着くと見覚えのある首に蛇を巻き。縞々の羽織を着た人がいた。

一番厄介かつ、一番会いたくない人がいる、きっと蜜璃ちゃんの邸に持って行くのだろう、最悪だ。俺と甘露寺の貴重な時間を邪魔するな愚か者。って言われるところまでは想像できた。

仕方ない、時間をずらして蜜璃ちゃんの所へ伺おう。

伊「おい」

『え？』