【鬼滅の刃】【煉獄杏寿郎】虹

7話 ページ7

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それから2日経ち、最終選別は無事乗り切った。
5日目辺りからは鬼に遭遇する事も減り以前よりは楽に過ごせた。




だがこの最終選別を乗り切れたのは私を含めて3人だけだった。
きっと7日前のこの場所には20人近く居たはずだ。






私が助けた人達とは誰1人と再会する事ができなかった。




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『桑島さん！！善逸君〜！！ただいま〜！無事帰ってきました〜！』




隊服の採寸をし、玉鋼というものを選び、私達隊士には鎹鴉という鴉が与えられた。




そして実家に帰る前にお世話になった桑島さんの家に寄った。
かなり疲れているので実家に帰るのは明日にした。







桑「！！！！A…！！！！よく戻った…！」



善「姉さんんんん〜！！よかっだぁぁぁ…！！！おかえりなさいそして結婚してください一生守ってくださいっっっ！！！！」






2人とも泣いて喜んでくれた。
今日はたくさん食べて早く寝なさいと言ってくれたのでお言葉に甘える事にした。







漸く私も鬼殺隊に入隊する事ができたのだ、
今まで以上に辛い事ばかりだろうが何としてでも強くなって柱になって彼に会うんだ。






もう私とした約束なんて覚えてないかもしれない、
もしかしたらもう良いお相手だっているかもしれない。






だけど私は彼の存在があったからここまで来れたんだ、彼とどうなりたいとかは私の我儘かもしれない。だけど一言だけでもお礼が言いたい。

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