. ページ8
Aside
向井「いらっしゃ〜い！ここのたこ焼き、関西風味で美味しいでー！」
結花「康二くん張り切ってるね！」
「さっすが、関西人！」
大学祭当日、外は快晴 学祭日和。
私と結花は、レジ担当で注文受けたりお会計したりいわば接客担当。
男子組は調理担当。
たこ焼き作りはお手のものの康二くんを中心にみんな楽しそうだ。
朝9時頃にスタートして、初めはゆったりできてたんだけど、11時を過ぎた頃からお客さんが増え始め、てんやわんや。
岩本「康二ー？そっちもう焼き上がる？」
向井「おん、こっちもう出せるで！
めめ、ラウごめん、タコ少ななってきたから切ってくれへん？」
目黒・ラウール「りょーかーい！」
結花「350円になります！ 150円のお返しですねー。ありがとうございます！」
「ノーマルとチーズ6個ずつですね、お待ちくださーい。」
結花「熱いのでお気をつけくださいね〜！」
「あぁー 昼時はめちゃくちゃ忙しいね。」
結花「ずっとしゃべってるから声枯れそう笑」
あれ？ そういえば蓮くん、さっきまで呼び込みに回ってたのにいないな…
ラウール「Aさん、目黒くん探してます？
飲み物なくなったからってダッシュで自販機行きましたよ！」
「あ、そうなんだ！ありがとう。」
私がキョロキョロしていたら、それに気づいたラウールくんが教えてくれた。
「ねぇねぇラウちゃん。あの子たち知ってる？ ずっとこっち見てるよね？たこ焼き買いたいのかな？ 来たら良いのにね！」
私たちのお店を斜め向かいからじっと見てる女の子2人組が気になって、ラウちゃんに聞いてみた。
ラウール「僕は知らない子ですね…。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 144人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kappanda | 作成日時：2023年7月14日 22時
