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Aside
目黒「A？今日、一緒にお風呂入る？」
2人で並んで洗い物をしていたら、いきなり蓮くんがそんなことを言い出すから、お皿落としそうになっちゃった。
目黒「焦りすぎだから！ねぇ、入ろ？」
「えぇー無理だよ。お風呂は1人で入る。
恥ずかしいからダメ。」
目黒「えー、せっかくのクリスマスなのに…」
「ごめんね。 あとの片付けは私がやっとくから蓮くん先にお風呂入って！！」
不満そうながらも諦めて1人でお風呂に行ってくれたから、キッチン周りもきれいに片付けてほっと一息。
一緒にお風呂に入るのだけはどうしても恥ずかしくて躊躇っちゃう。
蓮くん拗ねちゃったかな…
目黒「お待たせ。お風呂どうぞ。」
ニコッと笑う蓮くんに、良かった拗ねてなかったなんて安堵しつつ私もお風呂を済ます。
リビングに戻ったら、ドライヤーを持ってスタンバイOKの蓮くん。
相変わらず、髪の毛は乾かしてくれるのね。
蓮くんの足の間にちょこんと座る。
目黒「お風呂、気持ちよかった？」
「うん、とっても。
蓮くん髪の毛乾かすの上手いよね！心地よくていつも眠くなっちゃう。」
目黒「そう？まぁもう結構、Aの髪の毛乾かしてるから慣れかな？」
「髪の毛乾かすの結構面倒くさいから、つい蓮くんに甘えちゃう。ごめんね。」
目黒「ぜーんぜん！俺は、むしろ乾かしてあげたいタイプだからどんどん甘えて下さーい！
…よしっ！乾いたよ。」
ドライヤーの音が止まる。
「ありがと。 ふぁぁあ 眠い。 そろそろ寝る？」
コテンと蓮くんの肩に頭を乗せる。
目黒「俺はまだ寝たくないんだけどなー。」
「うん？」と蓮くんの方を見れば、目があって
軽く触れるだけの優しいキスが降ってくる。
「もう寝るの？」そう言いながらキスを止めない彼は意地悪だ。
「ちょっ…」
「んっ……」
目黒「ベッド行こっ…」
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作者名：kappanda | 作成日時：2023年7月14日 22時
