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目黒side
これ以上色々聞いても、余計イライラさせるだけだろうなって思ってそっとしておく。
そろそろお昼か…
「A〜？ そろそろお昼だけど、お腹空かない？」
A「空いてない！！(ﾑｽｯ
…ぐうぅ〜」
「ふはっ！お腹なってんじゃん笑
はいはい、お腹空いてないんだもんな？
でも俺は一緒に食べたいから、Aの分も用意するよ？」
意地張ってお腹空いてないって言ってるのバレバレ笑
「はーい、お待たせ。オムライス、食べれるだけ食べなね。」
こんな時は、Aの好きなオムライスがお決まりメニュー。
A「… いただきます。」
「はーいどうぞ。」
「Aちゃーん？お味はどうですかー？」
A「まぁまぁ…かな。」
「ふふ。そうですか。まぁまぁの割にもう全部なくなりそうだね？笑」
俺の言葉に、ﾑｽｯと口を尖らせたAと目が合う。
すぐに視線逸らされたけど笑
……
A「蓮くん… イライラしてごめんね。」
ほらね、時間をおけば、Aは必ず謝ってくる。
でも、何に怒ってるのか何にイライラしてるのかは絶対に言わない。
また自分の中で無理して消化しようとしてる。
その場が丸く収まるのなら自分さえ我慢すれば良いって思ってるんだろな。
こんなの俺からしたら全然良くないわけ。
極力ストレス溜めて欲しくないからさ。
ストレス溜めすぎてまた…って考えたら本人も俺もつらいもん。
「A？謝らなくていいからさ…」
A「何？何で不機嫌なのか話せって言うの？」
「違う違う。話さなくていいよ。Aが話したくないなら俺は無理して聞かない。
でも、ずっと我慢してるのってしんどくない？
Aが自分の嫌な気持ちとかつらい気持ち、相手にどうしてほしいとか、なかなか口に出して言えない事わかってるから、
だから俺、前からちょっと考えててね。
見てこれ。」
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作者名：kappanda | 作成日時：2023年7月14日 22時
