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7.夜の街 (腐むけ表現が含まれます) ページ10

「来たか、まぁ横に来い。」
言われたとおりに座る。ベッドはとてもフカフカで横になるとすぐに眠れそうだ。
そんなことを考えてると、DIO様の腕が僕の肩にまわされていた。
「序鳴、お前は私の大切な人に似ている。私の友人でもあり兄弟だった人だ。」
「そうなんですか・・。」
「街に出よう。話したいことがある。」
そう言ってDIO様はコートを羽織った。

「夜の街もいいものですね。」
DIO様からの返事はなかった。
路地裏のようなところからビルの階段を上がり、屋上に行った。
上から見る夜景はとても綺麗だ。
「私は吸血鬼だ。」
「・・は?」
DIO様がいきなり変なことを言い出した。吸血鬼?そんなものがこの現実世界にいるの?
「信じられないって顔をしているな。だが本当なんだ。」
図星を指摘され、目をそらすと首に激痛が走った。
「あっ・・はっ、はくっ・・ひっ・・・・。」
何かが少しずつ吸われて行く感覚がしている。頭がぼぉとしてきた。
「んっ、やぁ・・ひお・・しゃまぁ・・・。」
頭がクラクラする。
「ぷはっ、なんだ?感じてるのか、涎まで垂らして。」
「・・・ぁあ・・・。」
「今日は帰るか。」


「・・ん。」
「起きたか?」
まだクラクラする。いつの間にかDIO様の部屋に戻ってきた。
「あぅ、DIO様・・。」
「これで分かっただろ?私は本当に吸血鬼だ。」
血を吸っただけで、吸血鬼っていうことを信じろと言われても。まぁここは信じとこう。
「はい・・頭が・・・。」
「今日はもう寝ろ。私は夜に生活するのだ、お前も夜型になれ。」
「はい・・・。」

夢→←6.痒みが持ってきてくれたもの



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ニッポー@さわこさんは私の嫁(プロフ) - びすけっとさん» コメントありがとうございます!私はディオジョナが好きでね・・・! (2014年5月4日 12時) (レス) id: 5543b802a3 (このIDを非表示/違反報告)
びすけっと(プロフ) - お疲れさまでした!!!すごくおもしろかったです^ω^ (2014年5月4日 10時) (レス) id: 09a08d0004 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ニッポー | 作者ホームページ:http://mb./-crb/158.html#S172  
作成日時:2013年11月24日 19時

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