DIOと僕の非日常 二次創作

３．テレンスさん（前編） ページ6

「ん・・。」
カーテンからの朝日が眩しい。時計を見ると今はもう朝１０時だった。
大変だ！今日から働くのに！
急いで服を着替え・・っていっても服がない。
DIO様に言うしかないか。

「ここどこ？」
やっぱり迷うと思った。広すぎるよこの館。
適当に歩いてもわからない・・・。
「あなた誰ですか？」
「ひぃ！」
昨日みたいにビックリする。
後ろから声を掛けられた。振り向くと、オレンジ色の帽子？みたいなのを被っている男の人がいた。
「あ、僕は序鳴っていいます。今日からこの館で働くことになったんですが、DIO様に用があって・・。」
「DIO様にですか？DIO様は今お休みになってると思いますが。あぁ、申し遅れました、私はテレンス・T・ダービーといいます。」
この人はテレンスさんというらしい。DIO様は今の時間帯は寝てるんだ。母さんみたい。
「DIO様に何か用が？」
「はい。図々しいと思いますが、着替えの服がなくて・・。」
「でしたら私が用意しましょうか。子供用の服ならありますが、少し時間がかかりますので、私が用意する間お風呂に入っては？お風呂場はあちらです。」
「あ、ありがとうございます。」
お風呂か、二日ぶりぐらいだなぁ。

あー、(*´∀｀*)ｱｯﾀｶｰｲ
髪がキシキシしていたからシャンプーで洗う。ふわんといい匂いがした。体のアカもしっかり落として湯船に浸かる。
お湯を片手ですくって肩にかけると、体が温まるのが分かる。
少し眠くなってきた。これはマズイ、お風呂から上がってタオルで体を拭こう。
「あれ？タオルが無い、どうしよう・・。」
「どうした？」
「DIO様！あの、テレンスさんがお風呂に入っていいって言ってたので、入ったんですけどタオルが無くて・・。」
「持ってこよう。」
「あ、すいません！ありがとうございます。」
しまったなぁ、またDIO様に迷惑かけちゃうや。本当は僕がやるのに・・。

４．テレンスさん（後編）→←DIOの思考

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