DIOと僕の非日常二次創作 (ページ4)

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２．DIO様と一緒ページ4

夜風になびく金髪が、月に反射しているようだった。整っている顔が綺麗ですこし惚れてしまっていた。ガッチリとした体から独特の色気がでているようだった。
「あ・・えっと・・・ごめんなさい・・。」
「私は何をしていると聞いたのだ。答えろ。」
「あの、少し休んでました。すいません、今、どこか行きますから。」
下ろしていた腰を上げて立ち去ろうとすると、また質問をされた。
「親はどうした。」
来るだろうと思っていた質問をされた。
「・・・母さんに捨てられました。」
少しの沈黙が続いた。口を開いたのは男の人だった。
「私の館で働け。」
「え？な、なんで・・？」
「情がわいた、お前は私の友人に似ている。」
そう言って男の人は僕を抱き寄せて、顔をじっと見た。
「ジョナサン・・・。」
小声で呟いたから何を言ったのかわからなかった。けど、男の人のはとても悲しそうな顔をして僕を撫でてくれた。
「こっちへ来い。」
言われるがまま男の人についていった。歩くのが早くてついて行けなくて、少し焦ってついて行ったら手を握ってゆっくり歩いてくれた。

「DIO様？お出かけになされたんじゃあ・・。その子供は・・。」
「今日からここで働く。名前は・・・。」
「助廃序鳴です。小さい頃はジョジョって呼ばれてました。」
「ジョジョだと！？」
男の人の大きい声にビックリした。ジョジョの何がおかしいのかな。
「・・いや、すまない。序鳴だったか？私の名はDIOだ。あいつはヴァニラ・アイス。お前は明日からここで働いてもらう。私の命令を聞いてそれを実行するだけだ。お前にできるような命令だ。ヴァニラ、こいつを空き部屋に案内してやれ。」
「かしこまりました。」

「定期的に掃除してあるから生活できないことはないだろう。」
「はい、ありがとうございます。」
あまり頭の中が整理できてない。寝よう。今日はもう眠いや。