DIOと僕の非日常 二次創作

１４.愛してる （腐むけ表現が含まれます） ページ18

「DIO様は、僕をっ・・・ひぅ・・愛してくれないんですかぁ・・！」
「何を言ってるジョジョ、私をお前を愛している・・。」
「違う！DIO様が・・愛してるのは、ひっく・・ジョナサンです！僕じゃない！」
大粒の涙が溢れてきて、拭うのが忙しい。
鼻水がビショビショになって垂れてくる。何回すすっても。
喉はカラカラになっている。
「僕はDIO様を・・愛してるのに、えぐ、ひくっ・・。我が儘、かもしれませんが・・僕はDIO様に愛してもらいたかった・・・。ジョナサンを演じることで、DIO様が愛してくれるかと思った・・・。」


泣きじゃくる僕を見て、DIO様は眉をハの字に曲げ、僕を抱きしめた。
「すまない序那、私はジョナサンのことが好きでたまらなかった。お前をジョナサンにすることで、私はジョナサンとお前を同時に愛しているつもりだった。・・けど、お前には伝わってなかったんだな。本当にすまない・・・。」




「序那、お前を愛している。」
僕の待っていた言葉だ。
「愛している。」
この言葉を聞くだけで頭がクラクラしてくる。胸がキュウキュウにしめつけられる。
「ああぁあぁあ・・・うわああぁああぁああ・・ああ・・！」




泣いて泣いて、頭が痛くなって、目を開けて、気づいたときには朝だった。

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