DIOと僕の非日常 二次創作

１３.本音　（腐むけ表現が含まれます） ページ17

「ジョジョ、おもしろいだろう？」
「ダメじゃないかジョジョ。」
「ほうらジョジョ、美味しいか？」

DIO様は前みたいに序那って呼んでくれなくなった。それでもいいけど、本当は序那って呼んで欲しい。本当は。

夜になり、DIO様の時間になった。
「ジョジョ、こっちへおいで。」
手招きしているDIO様の元へ行く。DIO様の白い手が僕の肌に触れ、唇を撫でる。
「ベッドに行け。」
靴を脱いで白いシーツのベッドに座る。やることが少しだけ分かった。
DIO様は僕のリボンタイの片方を引っ張った。布の擦れる音と一緒にリボンが解かれる。
ベストのボタンが一つずつゆっくりと外され、白いシャツが見えた。
左肩を顔に近づけて色っぽくする。多分こういうのを望んでるだろうから。
僕の唇がDIO様の唇と重なり合って、頭がぽおっとする。
生暖かいモノが口の中に潜り込んで、上顎や歯の裏側をなぞる。

体が快感で震えているとき、頭の中では自問自答していた。

すごく気持ちいいよね、でも、ほんとにこんなでいいの？
やだな。
でしょう？だって、DIO様は僕じゃなくてジョナサンを好きになっているからね。自分の気持ちはどうなんだい？僕は、このままでいいの？
助廃 序那を、愛してもらわなくていいの？




ドンッ

気がついたら、DIO様は目を丸くして僕を見ていた。
僕の腕は前に伸ばされていて、DIO様を自分から離していた。
「ジョジョ・・・？」
「僕はっ・・・ジョジョなんかじゃ・・ない。僕は、ジョナサンなんかじゃない・・。」
目頭と鼻が熱くなって、目の前がぼやけている。
声は震えて大粒の涙が流れていた。

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