検索窓
今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:9,558 hit

8.DIO様の涙 ページ12

「あぁっ・・・うぅぁ・・・・。」





目を覚ますと、横から光が目に入ってきた。
DIO様の頬に水が見えた。
「DIO様・・・?大丈夫ですか・・うわっ!」
「ジョナ・・・サン。」
DIO様の目は赤く腫れ、両目からはボロボロと涙が流れていた。DIO様は起き上がると、僕をベッドに押し倒した。
「ジョナサン、なぜだ!なぜお前は俺から奪う!?なぜ、少しだけでも愛をくれない!なぜだ・・・ぁあ・・。」
「DIO様!落ち着いてください!」
頬にDIO様の涙が落ち、ピチャピチャと音を立てる。その涙はとても冷たく、氷水のようだった。
「・・序鳴・・・。お前は!お前は私を愛してくれるか!?」
息が荒くなっているDIO様を抱きしめた。
「えぇ、僕はDIO様を愛してます。だから泣かないでください。」

僕とDIO様は黙りこくった。僕はずっと、赤子をあやす母親のようにDIO様の背中を優しく叩いた。
しばらく繰り返していると、DIO様の寝息が聞こえた。時計は10を指していた。おそらく昼だろう。DIO様を起こさないようにベッドに寝し、部屋からでた。

9.嫉妬→←夢



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ニッポー@さわこさんは私の嫁(プロフ) - びすけっとさん» コメントありがとうございます!私はディオジョナが好きでね・・・! (2014年5月4日 12時) (レス) id: 5543b802a3 (このIDを非表示/違反報告)
びすけっと(プロフ) - お疲れさまでした!!!すごくおもしろかったです^ω^ (2014年5月4日 10時) (レス) id: 09a08d0004 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ニッポー | 作者ホームページ:http://mb./-crb/158.html#S172  
作成日時:2013年11月24日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。