8.DIO様の涙 ページ12
「あぁっ・・・うぅぁ・・・・。」
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目を覚ますと、横から光が目に入ってきた。
DIO様の頬に水が見えた。
「DIO様・・・?大丈夫ですか・・うわっ!」
「ジョナ・・・サン。」
DIO様の目は赤く腫れ、両目からはボロボロと涙が流れていた。DIO様は起き上がると、僕をベッドに押し倒した。
「ジョナサン、なぜだ!なぜお前は俺から奪う!?なぜ、少しだけでも愛をくれない!なぜだ・・・ぁあ・・。」
「DIO様!落ち着いてください!」
頬にDIO様の涙が落ち、ピチャピチャと音を立てる。その涙はとても冷たく、氷水のようだった。
「・・序鳴・・・。お前は!お前は私を愛してくれるか!?」
息が荒くなっているDIO様を抱きしめた。
「えぇ、僕はDIO様を愛してます。だから泣かないでください。」
僕とDIO様は黙りこくった。僕はずっと、赤子をあやす母親のようにDIO様の背中を優しく叩いた。
しばらく繰り返していると、DIO様の寝息が聞こえた。時計は10を指していた。おそらく昼だろう。DIO様を起こさないようにベッドに寝し、部屋からでた。
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ニッポー@さわこさんは私の嫁(プロフ) - びすけっとさん» コメントありがとうございます!私はディオジョナが好きでね・・・! (2014年5月4日 12時) (レス) id: 5543b802a3 (このIDを非表示/違反報告)
びすけっと(プロフ) - お疲れさまでした!!!すごくおもしろかったです^ω^ (2014年5月4日 10時) (レス) id: 09a08d0004 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニッポー | 作者ホームページ:http://mb./-crb/158.html#S172
作成日時:2013年11月24日 19時