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夢主Side
藤宮くんと一緒に帰ってると、藤宮くんのスマホが鳴り出した。
p「あ、」
「電話？ええよ、構わず出て」
p「すいません、失礼します。」
藤宮くんはバツの悪そうな顔をして反対側を向いて電話に出た。振り向き際にすごいしかめっ面に見えたのはきっと私の見間違いだろう。
p「もしもし」
？『おっショッピくん！仕事終わったんか！』
(友達っぽい？元気ええな...)
電話から漏れるくらいに元気いっぱいな声が聞こえる。
p｢終わりましたけど、てか、終わってなかったらどうしたんですか？あと今先輩と一緒にいるので用件あるなら早くしてください｣
？『まあそう怒るなって！なんや、仕事終わったんならゾムの家に集合な!!』
(いや、やっぱ先輩とかかな？えらい怒ってるけど...てか通話相手めっちゃ調子ええやん...んー、どっかで聞いた声やな)
(てか...ん？)
「...ゾム？」
(最近聞いたような...)
「あ」
「先輩との電話」
p｢は？ちょ、ゾムさん家？『じゃあな！夜ご飯はこっちにあるから大丈夫やで！』ﾌﾟﾂｯ え、切れたし...｣
(それだ、先輩との電話...あの時に確か...)
｢...あっ、切られたん？｣
危なかった。そうだ、今は藤宮くんといるんだ。
p｢はい...あいつほんと...｣
やっぱり怒っているみたいだ。
(嫌いなんかな、通話相手の人)
(さっき夜ご飯とか言ってたよな？何もなくても今日は早く別れたいし...)
｢今日なんか遊ぶんとちゃうの？そしたらもしかして今日は一緒に...｣
p｢帰ります帰ります!!全然大丈夫ですよ？先輩、どこか寄ります？｣
(いや、やからさっき夜ご飯って言うてたやん)
貴｢いやいや、ええよ、そのまま帰る！なあ、また今度一緒に帰ろ？｣
(ほんとは私もどっかでご飯食べて帰りたかったけど)
そういうわけにはいかない。
(通話相手の人とか、結構気になるし)
｢はい、ぜひ｣
藤宮くんは少し残念そうにしていたが、また今度ということで今日のところは諦めてくれたみたいだ。
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しのの(プロフ) - きのこ(em推し)さん» ありがとうございます！！更新遅くてすみません…読んでいただきとても嬉しいです！更新頑張ります！ (2019年11月7日 0時) (
レス) id: b0110b8174 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(em推し) - 大好きです！毎回チェックしてます！更新待ってます(∀｀*ゞ) (2019年11月5日 9時) (レス) id: 4906f728aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しのの | 作者ホームページ：http://shinofestival
作成日時：2018年11月18日 0時
