battle127 ページ42
*コネシマ side*
コ「え……」
一瞬自分が撃たれたのかと思ったが、違った。
撃たれたのは、敵兵の方だったのだ。
コ「ど…どこから……!?」
顔を上げたその時、遠方で何かがキラリと光った。
見慣れたリッターを構える、見覚えのある人物……。
「ちょっと返してもらうで、ショッピ」
コ「だっ……大先生！！！！」
俺たちを避け、大先生の放つインクは的確に敵兵を撃ち抜いていく。
鬱「俺だけやないで？」
不意に、背後で敵兵が倒れた。
コ「ゾムっ……！！！」
ゾ「なんやねんお前ら。こーんな楽しい事してるんなら俺も呼べや」
不敵に口角を上げるゾムに、安堵感がドッと押し寄せてきた。
オ「さ、早くペ神に診てもらおう」
駆けつけてきたオスマンが、俺たちを誘導してくれる。
未だ続く乱闘を背後に感じながら、オスマンに尋ねる。
コ「なんでここがわかったんや？」
オ「俺がみんなの居場所わかんないわけないやろ。GPSで丸わかりめう〜」
得意気に微笑んだオスマンは、ショッピ君を横目で見た。
オ「……不器用な子やけど、コネシマを思う気持ちは本物や。それを忘れんといてあげて」
コ「！……おん」
いつの間にか気を失っていたショッピ君を背負い直し、俺は帰路を急いだ。
ー＊ー＊ー＊ー
し「……うん、薬が効いてるみたいだね。熱も下がったし、呼吸も落ち着いてる。しばらくすれば目覚めるよ」
治療所に着き、無事ショッピ君を休ませる事ができた。
今は、穏やかな寝息をたてている。
コ「……ほんなら、ショッピ君の事頼むわ」
椅子から腰を上げて出ていこうとする俺に、しんぺい神が意外そうに声をかける。
し「傍に居てあげなくていいの？」
コ「っ……ええんよ。俺が居(ｵ)ったところで、何もできんしな」
作り笑顔を向け、俺は足早にその場を去った。
し「……………」
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空文 加菜(プロフ) - もちもちさん» ありがとうございます！ いろいろ盛り込みすぎて自分でもたまに何が書きたいかわからなくなるんですがね…(笑) これからもちまちま更新していきますので、気長に気楽にお付き合いくださいm(_ _)m (2018年9月30日 21時) (
レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち - 空文 加菜さんの作品とても大好きです…！(急な初コメ失礼します) 世界観がなんかすごいって感じで心引き込まれます… 更新頑張ってください！ (2018年9月30日 20時) (レス) id: 1ca193c490 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 紺狐(ユウ)さん» ありがとうございます！ 率直な感想嬉しいです…(泣) この先もお付き合いよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年9月28日 18時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
紺狐(ユウ) - 初コメ失礼しまっす! トン氏...良いッスね.. 空文 加菜さんの毎回心に響き泣いてしまいます! ゆっくりでも良いので頑張ってください! (2018年9月28日 17時) (レス) id: 6446cf17af (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - ERAさん» ありがとうございます！ のんびりやっていきますので、気長にお付き合いお願いしますm(_ _)m (2018年9月2日 21時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
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