battle92 ページ49
*グルッペン side*
ブキを下ろして俺を無言で見つめるのは、俺たちの上司である軍曹。
本名は知らないが、役職がそうなので皆そう呼んでいる。
この人は、軍に入ったばかりの俺と大先生をしごきにしごきまくった方だ。
そのため、正直あまり会いたくはない。
ゾムはそういうわけではないのだが……まぁ、いろいろあったのだ。
グ「単刀直入にお訊きします。なぜ俺たちだけでなく、コネシマたちも呼んだのですか？」
軍「……そうだな。それは＿＿＿」
「「アタシ/ウチらが頼んだんだよ！！/よ〜」」
軍曹の後ろからひょこっと飛び出してきた少女たちに、思わず頭を抱える。
グ「お前ら……軍曹に迷惑かけてないだろうな？」
出てきたのは、ハイカラシティで爆発的な人気を誇るアイドルユニット───シオカラーズの二人。
今は変装しており、１号だか２号だか名乗っているようだが。
鬱「なんや二人も居(ｵ)ったんか〜！ そんで、なんで君らが？」
１号「そうそう！ 将来有望なコたちが居るってグンソーから聞いてさ！」
２号「せっかくだから、“タコ討伐”を手伝ってもらおうと思ってね〜」
シ「タ、タコ……？」
なるほど……そういう事か。
軍「お前らがその四人を鍛えている事は知っている。これも訓練の一つだと思えばいい」
ト「でも……タコと戦うなんてこいつらにできるんか？」
軍「死なない戦いだ。ナワバリバトルでの対人戦と同じ感覚でやればいい。ただしこの場合───“負ければ失うモノがある”がな」
コ/シ/ひ/ロ「「「「っ……！！」」」」
この場に居る誰もが、過去に戦争で失ったモノがあるだろう。
だからこそ、空気が張り詰めたような気がした。
ト「……だとしても、こいつらにやらせる意味はあるんか？ 別に俺らだけでも＿＿＿」
軍「お前らには、己の身を護るだけの力がある。本当に鍛えなければならないのは、その力が無い一般人だ」
……やはり、この人の言う事は筋が通っている。
グ「……俺個人としては賛成です」
ト「グルさん……!?」
軍曹から視線を外し、コネシマたちの方を向く。
グ「ただし、ここで重要なのはお前ら自身の意志だ。
失わせないために、戦う覚悟があるか？」
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空文 加菜(プロフ) - ゆきさん» 悩むんですよねぇ彼の口調…。結局途中で変えるという(笑) (2018年8月14日 4時) (
レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - まってwwひとらんの口調に笑わせられるww (2018年8月14日 0時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 兎危@緑君は天使です。これ絶対←さん» うわぁ…妄想がはかどr(( (2018年8月8日 22時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
兎危@緑君は天使です。これ絶対← - 空文 加菜さん» ですね...w筋肉凄い(こなみ)らしいですよ。知りませんけど() (2018年8月8日 22時) (レス) id: 83b7e38493 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 兎危@緑君は天使です。これ絶対←さん» そうなんですか(笑) 結構厳しいお人になっておりますね…w (2018年8月8日 17時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
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