battle85 ページ38
*鬱先生 side*
ゾムの言葉に、トントンも反応する。
ト「そ……そんなん認めんからな！！」
食い気味の二人に詰め寄られるも、グルちゃんは何も言おうとしない。
ただただ、苦しげに眉を寄せてうつむいているだけ。
ト「グルさん……！」
ゾ「……お前に遠ざけられるくらいなら、今すぐにでもヤツらを皆殺しにしてやる。そうすれば、全て終わる……」
この二人……特にグルちゃんに執着あるからなぁ。
早めに弁明しとかんと、ホンマに何しでかすかわからんけど……。
グ「……………」
ダメやな……自分の口からは言えんか。
ト「何とか言ってやグルさん！！ お前はっ……俺らをどうしたいんや!?」
更に詰め寄る二人の背後から、静かに語りかける。
鬱「───どうしようもないんやろ？」
グ「……！」
ト「え……ど、どういう意味や？」
困惑する二人に、タバコの煙を吐きながら続ける。
鬱「俺らに危害が加わらなくなるんやったら、グルちゃんは喜んで俺らを遠ざけるやろうな。でも……たとえグルちゃんから離れたとしても、俺らが狙われなくなる可能性は低い」
俺の言葉を引き継ぐように、マンちゃんが歩み出る。
オ「いくら司令塔がグル氏だったといえど、俺たちもヤツらにとっては厄介な敵や。みすみす見逃すとは考えにくい」
鬱「つまり、結論はこうや。遠ざけようが遠ざけまいが、俺らは狙われる。……だからこそ、どうしようもなくて思い詰めてるんやろ？ グルちゃん」
微笑みかけると、グルちゃんはゆっくりと頷いた。
ト「そう…やったんか……」
ゾ「……………」
軽々しく最善策を見つける事もできない問題だったので、誰も何も言わなかった。
鬱「……とにかく今は、コネシマたちがどうするか見届けようや」
視線を落とすと、ヒラメが丘団地では、続けざまに“狩り”が行われていた。
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空文 加菜(プロフ) - ゆきさん» 悩むんですよねぇ彼の口調…。結局途中で変えるという(笑) (2018年8月14日 4時) (
レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - まってwwひとらんの口調に笑わせられるww (2018年8月14日 0時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 兎危@緑君は天使です。これ絶対←さん» うわぁ…妄想がはかどr(( (2018年8月8日 22時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
兎危@緑君は天使です。これ絶対← - 空文 加菜さん» ですね...w筋肉凄い(こなみ)らしいですよ。知りませんけど() (2018年8月8日 22時) (レス) id: 83b7e38493 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 兎危@緑君は天使です。これ絶対←さん» そうなんですか(笑) 結構厳しいお人になっておりますね…w (2018年8月8日 17時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
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