♯1 SHOP END ページ6
ショ「コネシマさーん、かくれんぼしましょーよー。」
コ「お前のそれはかくれんぼじゃねぇ！！」
バズーカ片手に先輩を追い掛ける。
トントンさんに何か言われた気がしなくもないが、まぁ気にするほどの事でもないっしょ。
怒られたら怒られたでその時対処すれば良いし。
そんな考えで先輩を追い掛け回す俺にだって悩みはある。
もう一人の先輩…Aさんの事。
約一年前姿を眩ましてから行方不明となっている。
俺も必死に探したが、結局結果は変わらなかった。
それによるこの城での変化は大きい。
しんぺい神さんとグルッペンさんは別だが。
トントンさんは常日頃からイライラしてるし、オスマンさんとエーミールさんは元気がない。
クソ先輩とシャオロンさんは真面目キャラが板について、あんなに俺と一緒に悪戯をしていたゾムさんは今や部屋に籠りっぱなし。
ショ「…俺にもそんな事が出来たらなぁ」
いっそ引きこもってしまいたい。
ただ書類仕事だけやって、ただいつもの事をして、そんな生活を送りたい。
だが後輩には後輩のプレッシャーというものがある。
俺は、普通でないと。
そして、先輩達を励ますのも、後輩の仕事の一つ。
ショ「兄さんじゃないっすか。コネシマさんどこ行ったかわかります？」
兄「…お前はまたコネシマを追い掛けとるんか…さっき倉庫の方行ったで。程々にしぃや。」
ショ「それは無理な相談ですね。ありがとうございましたー。」
こうやっていつも通り先輩殺戮兵器と化していれば、兄さんは少し元気になってくれる。
他の人もそんな感じだ。
先輩を追い掛けるのも飽きて、バルコニーの手摺の上に座る。
一人寂しく見上げた空には、雲一つない綺麗な空が広がっていた。
人の気も知らないで。
ショ「…結局、出来てないじゃないっすか。白雪姫の劇。」
今度会ったら、絶対に許さない。
絶対に、離してやらない。
まだ、言えてすらないのに。
俺の気持ち。
ショ「…久々にキヨ君達の所行こっかなぁ。」
最近は仕事に追われて行けてなかったし。
何よりこんな気分のままここに居続けたら先輩を本気で殺しかねない。
確か皆今年で…ガッチ君が中学3年生、うっしー君が2年生、レト君が小学5年生、キヨ君が4年生だったな。
ガッチ君は今年受験か。
早いな。時の流れは。
二階のバルコニーからそのまま飛び降り、インカムでトントンさんに出掛けることを伝え、門を潜った。
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あまだぬき - 生まれて初めて小説で号泣しました…（；ω；）一番大好きです！！ずっと応援します！！（因みに１日で全部読みました←） (2019年6月9日 20時) (
レス) id: 38006c9f1d (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - ソフィアさん» 私も好きです。(唐突返し←) (2019年5月19日 2時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
ソフィア(プロフ) - 好きです。(唐突) (2019年5月19日 1時) (レス) id: 9f5b306141 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - trapさん» また暫くしたら初めから読みたいと思います！まだまだ読みたいなと思い続と書かれているのを見る度ガッツポーズでした！ (2019年5月14日 10時) (レス) id: 0dc2b364d7 (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - すみれいんさん» こんなくそ長い小説をここまで読んで頂きありがとうございました！お仕事中も脳内を支配できたならこちらとしても嬉しい限りです( ＾∀＾) (2019年5月12日 13時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
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