♯1 GNSUEND(口調、性格は完全なる妄想。UTENDの話有り) ページ24
ねぇ、ここどこ？
だれも、いない…？
おとうさん…？おかあさん…？
なんでいないの？
…すて、られちゃった。
＊
＊
軍「ｯ…あ”ー…嫌な夢見た…」
最悪の目覚めに頭をガシガシと掻いて、ベッドから降りる。
今でもたまに見る夢。
ここ最近はそれを見る頻度が増えた気がする。
精神的にも参ってんのかな…。
着替えをする為に上を脱げば、ふと腕に目線が行く。
あぁ、まだ消えてなかったんだ。
かなり濃く付いている線。
剣で切られた様な傷。
もうどうでも良い事だけど。
いつも通りの迷彩柄のパーカーを着て、部屋を出る。
今回は特に宛がない。
何故なら、
深夜2時だから。←
さっき起きたばっかで全然眠たくない。
眠くなるまで散歩しようという感じ。
深夜の廊下はかなり静かで、暗い。
「―――、―――わから―――。」
何処からかそんな声が聞こえてくる。
この声は…大先生だ。
あの人丸くなったよなぁ。
性格も、…体型も…(ﾎﾞｿｯ)←
暇だし行ってみるか。
声のする方に行ってみれば、どうやらもう一個下の階らしい。
バルコニーから下を覗けば、そこには煙草を吹かしながらボソボソと独り言を言っている大先生が居た。
なんか、元気ないな。
軍「独り言とかキモいですよ大先生。」
真下の手摺の飛び降りてそう言えば、完全に予測してなかったのか、意味不明なことを叫んでいる。
大丈夫かこの人。
軍「驚きすぎ…」
すると大先生は何故か俺の顔をじーと見ている。
何か顔に付いているのだろうか？と自分の顔を触ってみるが、特に何もない。
暫くの沈黙が続き、ふっと突然大先生は笑った。
え、本当に大丈夫かこの人。
鬱「で？なんか様か？」
軍「いやまぁ、なんか元気無さそうだったんで。」
そこでまた沈黙が生まれる。
今度は顔、と言うより目を見詰められる。
俺の目ってそんな変かな？
色は灰色だけど。
鬱「まーなー」
沈黙の果てに呟かれたのはそんな事。
そんな台詞の為に勿体振るなよ。
軍「あんらしくないな」
鬱「そうかぁ？俺やって元気無い時位あるわ。」
軍「え。」
鬱「おい！」
そう言った大先生の表情は、さっきより明るくなっていた。
少しは元気になってくれたみたいだ。
鬱「…汚さんといてな。」
小さく呟かれた一言。
何となく、聞かなかったことにした。
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あまだぬき - 生まれて初めて小説で号泣しました…（；ω；）一番大好きです！！ずっと応援します！！（因みに１日で全部読みました←） (2019年6月9日 20時) (
レス) id: 38006c9f1d (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - ソフィアさん» 私も好きです。(唐突返し←) (2019年5月19日 2時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
ソフィア(プロフ) - 好きです。(唐突) (2019年5月19日 1時) (レス) id: 9f5b306141 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - trapさん» また暫くしたら初めから読みたいと思います！まだまだ読みたいなと思い続と書かれているのを見る度ガッツポーズでした！ (2019年5月14日 10時) (レス) id: 0dc2b364d7 (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - すみれいんさん» こんなくそ長い小説をここまで読んで頂きありがとうございました！お仕事中も脳内を支配できたならこちらとしても嬉しい限りです( ＾∀＾) (2019年5月12日 13時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
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