8．ヒロイン ページ10
グ「順番に自己紹介してくれ。俺とぺ神はもうしたからパスな。」
その言葉でグルさんの近くの人からやっていく。
順調という訳ではなかったけど、なんとか全員の名前と顔を一致させる。
記憶力はあるから良かった。
さっきの自己紹介で分かったのは、別れたということ。
私を警戒してない人が
グルさん、神、シッマ、オスマン、ゾム。
私を警戒している、嫌っている人が
シャオロンさん、トントンさん、ひとらんらんさん、ロボロさん。
よく分からないのが
兄さん、軍曹、エミさん、大先生(鬱)。
そんな感じ。
大先生はどっちかというとリナ寄り…つまり私を警戒している、嫌っている。
嫌いってどんな気持ちなんだろ。
すると、コトッとオスマンが私の前に食事を置いてくれる。
オ「美味しいで。」
貴「ありがと。」
彼はニコッと微笑むと自分の席に戻っていった。
グルさんの号令で「いただきます」と全員食べ始める。
私も一泊遅れて食べ始めた。
出された料理はカレーだった。
美味しい。
そう小声で言うと、隣の二人は微笑む。
なんでこんなに優しくしてくれるのだろう。
私は他人なのに…彼らは私を殴ったりしない。
なんで？あれが普通じゃないの？
分からない…分からない…。
神「今は考えないで。な？」
貴「うん。」
料理はとても美味しかった。
＊
コ「なぁなぁ！どっから来たん？！」
貴「東。」
コ「方角だけかい！」
貴「…海の向こう？」
コ「国自体違うんか。」
食事が終わるとシッマがすぐに来てくれていろんな事を聞かれる。
神にトリップの事は話したら駄目と言われたから伏せながら。
彼は周りを明るくする天才なのかもしれない。
「…おいシッマ。」
コ「なんやシャオさん。」
シ「そんな怪しい奴に警戒心ゼロとか、とうとう頭イカれたんか？」
コ「おぉ？そっちこそAを悪者扱いすんなや。」
シ「いきなり現れて幹部になりますって言われて疑わん方が可笑しいわ。」
コ「なんやと？」
ﾊﾞﾁﾊﾞﾁと二人の間に火花的な物が見える、気がする。
シッマはなんで怒ってくれているのだろう。
別に私の事を悪者って思いたいなら思っても良いし。
こんな時はヒロインが止めにはいるのかな。
ア「二人ともやめて！Aちゃんの前だよ？！」
神早く食べ終わらないかなぁ。
コ「リナには関係ないやろ。」
シ「おい、その言い方はないんちゃうか？リナはただ止めに――」
ア「シャオちゃん！いいの…。」
部屋帰りたい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 252人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しゅまぁ - わしの名前ももかぁ…じゃ↓ないぃ↑((((((((((((((((((((((すみませんふざけましたここのコメ欄ももかさん多いから便乗したかっただけなんです…作品めちゃ面白いです！これからも更新頑張って下さい！ (2020年5月10日 9時) (
レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
※黒林檎※(プロフ) - ou…佐々木桃華…同姓同名だぁ！((漢字は違うが複雑！一気見したけれどめっちゃすこ。 (2020年4月16日 21時) (レス) id: a98a70c5a5 (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - レイさん» うわあああああ！！！！ごめんなさい！！！！！ (2019年4月22日 21時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
レイ - わしも名前ももか…複雑ぅ (2019年4月22日 21時) (レス) id: d3faa52c5b (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - もものすさん» え…なんかごめんね…()続編公開してないのも含めると6個くらいあるので頑張ってくださいね( ＾∀＾)ｴｯﾍｯﾍｯ← (2019年3月23日 0時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
