4．総統 ページ6
貴「あ、の…。」
肩と膝裏にある感覚…これは、お姫様抱っこ…って言うんだっけ？
もしかして受け止めてくれたのか？
ありがたい。
グ「あぁ、すまない。私はグルッペン・フューラーだ。」
貴「Aです。」
グ「Aか。ぺ神。」
神「ありゃ、バレてたか。いや〜まさか降りてきたところにグルッペンが居るとは思わんかったわ〜。」
グ「彼女も死人か？」
死人。
そうだ、私は死んだんだ。そして彼、しんぺい神さんに生き返らして貰ったんだ。
私には分からない同情と慈悲で。
そんな事を考えている内に話が進んでいたようで、グルッペンさんが歩き出す。
貴「あの、どこに行くんですか？」
グ「我々国。俺が築き上げた国だ。」
貴「…国王？」
グ「少し違うな。総統だ。」
貴「総統さんですか。」
この人は総統なのか。すごいな。
確かにこの人には人を惹き付ける魅力みたいなのがある気がする。
でも我々国…聞いたことないな。
神「あ、因みに君が居た世界とは違う世界って思ってくれて良いよ。」
貴「パラレルワールド？」
神「まぁ、そんな感じやな。」
こんな非現実的な事って本当にあるんだ。
この人達は…愛を、感情を教えてくれるのかな。
何のために必要なのかとか。
すると、森が開け、色んなお洒落な建物たちが姿を現した。
(イメージとしてはヨーロッパの町並み)
これをグルッペンさんが築き上げたのか、すごい。
そしてそのまま用意していたらしい馬車に私を乗せると、グルッペンさんも乗ってくる。
続いてしんぺい神さんも乗ってくると、操縦者さんは馬を手綱で叩いて馬車を進め始めた。
グルッペンさんと居るのを見た操縦者さんは、冷たい視線だった。
警戒されているのか。
グ「さて、城に着くまでに少し話すか。まず、A。お前を我々国幹部にしようと思う。」
貴「私で良いんですか？グルッペンさん。」
グ「あぁ。あと、さん付け、敬語無しな。」
貴「分かった。グルさん。」
グ「お前…今さん付け無し言うたのに。」
神「あ、俺も俺も〜。」
貴「神。」
神「シンプルやね、、。」
そんな会話をしていれば、馬車の揺れがおさまる。
きっと着いたのだろう。だって。
目の前にはすごく大きい城が立ちはだかっているのだから。
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しゅまぁ - わしの名前ももかぁ…じゃ↓ないぃ↑((((((((((((((((((((((すみませんふざけましたここのコメ欄ももかさん多いから便乗したかっただけなんです…作品めちゃ面白いです！これからも更新頑張って下さい！ (2020年5月10日 9時) (
レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
※黒林檎※(プロフ) - ou…佐々木桃華…同姓同名だぁ！((漢字は違うが複雑！一気見したけれどめっちゃすこ。 (2020年4月16日 21時) (レス) id: a98a70c5a5 (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - レイさん» うわあああああ！！！！ごめんなさい！！！！！ (2019年4月22日 21時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
レイ - わしも名前ももか…複雑ぅ (2019年4月22日 21時) (レス) id: d3faa52c5b (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - もものすさん» え…なんかごめんね…()続編公開してないのも含めると6個くらいあるので頑張ってくださいね( ＾∀＾)ｴｯﾍｯﾍｯ← (2019年3月23日 0時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
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