35．離れない ページ40
グ「A、オスマンとお茶会するんだが。」
オ「一緒にどう？」
貴「やめとく。」
グ「お前最近付き合い悪いゾ。」
それで良い。
そのまま見えない壁をもっと大きくすれば良い。
それが彼女の願い。
頼まれ事をやるのが私だから。
普通だから。
ア「あ！じゃあ私したぁい！」
グ「ｹﾞｯ…」
オ「こら。ええよ〜」
ア「やったぁ！」
グ「…(涙)Aのせいだかんな！)」
目で言わないでよ。克服しなさい。
私は一人で良いから。
今までそうだったから。
別になんとも思わない。
…少し息苦しいのは気のせいだから。
兄「…」
貴「…」←(無言でハリセン構えてる)
兄「…んっ？！…吃驚した…」
貴「…」ｺｸｺｸ
兄「？？」
兄さんとはここでしかほとんど言葉を交わさないから話さないようにしよう。
そしたらきっと離れられる。
そしてこの起こす役目は彼女に渡る。
神のところには行かないようにしよう。
私から行かなければ会うことはない。
だって彼は医務室から離れられないから。
エ「…Aさん。」
貴「はい。」
エ「その…やっぱり、いいです。」
貴「はい。」
あの日、確かリナに忠告された日。
あの日の次の日からエミさんは何かを私に聞こうとしている。
気遣おうとしている。
あの日のループタイは…。
部屋に戻ろう。
シッマとゾムは起きるの遅いから早く戻れば会うことなはい。
＊
はずだった。
貴「貴方達ほんと何。」
ゾ「チーッス！」
コ「じゃますんd(((ｸﾞｪｯ!!」
天井からのご登場。
邪魔するなら帰って。
…まぁ気にしなければ良いか。
私は本棚から本を一冊取り出して、ベッドに座って壁に凭れる。
目の前の二人は知らない。
ゾ「俺A眺めるからお前寝とってええよ。」
コ「おう。寝るわ。…Zzz」
ゾ「早すぎワロス。」
＊
本は好きだ。
いろんな幻想を私に見せてくれる。
それに本には自分を好いている人しか来ない。
自分を嫌っている者は近づかない。
羨ましい。
私はいつも人で無いものを好く。
羨む。
自分に無いものだから。
＊
ゾ「終わった？」
貴「…」
ゾ「無視しても俺は理由知っとるから離れんよ。」
貴「…嘘だ。」
ゾ「嘘やない。」
私は昔、好いた”女子”が居た。初めて…ではない。
その人は、私から離れないって言った。
なのに、なのに…
貴「…信用なんかしなきゃよかったんだ。」
私を傷つける”仲間”っていう集団に入ったんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 252人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しゅまぁ - わしの名前ももかぁ…じゃ↓ないぃ↑((((((((((((((((((((((すみませんふざけましたここのコメ欄ももかさん多いから便乗したかっただけなんです…作品めちゃ面白いです！これからも更新頑張って下さい！ (2020年5月10日 9時) (
レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
※黒林檎※(プロフ) - ou…佐々木桃華…同姓同名だぁ！((漢字は違うが複雑！一気見したけれどめっちゃすこ。 (2020年4月16日 21時) (レス) id: a98a70c5a5 (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - レイさん» うわあああああ！！！！ごめんなさい！！！！！ (2019年4月22日 21時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
レイ - わしも名前ももか…複雑ぅ (2019年4月22日 21時) (レス) id: d3faa52c5b (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - もものすさん» え…なんかごめんね…()続編公開してないのも含めると6個くらいあるので頑張ってくださいね( ＾∀＾)ｴｯﾍｯﾍｯ← (2019年3月23日 0時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
